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モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック」の女性モデルにストラップタイプが登場

モーリス・ラクロアの人気シリーズ、「アイコン オートマティック」を35mm径のケースに収めたレディースモデル「アイコン オートマティック35mm」に新た2種類のストラップモデルが加わる。発売時期は10月の予定だ。

モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック 35mm」



ブルーダイアルはクル・ド・パリ装飾、8ポイントダイヤモンドを持つ。従来モデルのスポーティーな印象を引き継ぎつつも、ストラップモデルはよりエレガントな装いを手にした。
アイコン オートマティックの最新作
 2019年11月に発売となったモーリス・ラクロアの人気モデル「アイコン」初の機械式レディスウォッチ「アイコン オートマティック 35mm」に新たな顔ぶれが加わる。これまではブレスレットタイプのみでの展開であったが、ストラップバージョンが追加になったことで、ソリッドなイメージが少しソフトになったと言える。



モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック 35mm」Ref.AI6006-SS001-450-1
自動巻き(Cal.ML115)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径35mm)。20気圧防水。20万円(税別)。2020年10月発売。
 カラー展開はブルーとブラックの2色。ブルーはサンブラッシュ仕上げのクル・ド・パリ装飾に8ポイントダイヤモンド、ブラックはブラックマザー・オプ・パールに8ポイントダイヤモンドとなっている。つまりエッジが効いたブルー、よりシックでエレガントなブラックか好みに応じて選択が可能だ。発売時期は2020年10月頃が予定されている。ちょうど夏が終わった頃、ストラップの時計を心置きなく楽しめる季節となっている。

 近年、モーリス・ラクロアの中でもアイコンシリーズの人気はメンズでも高くなっている。現実的な価格帯と存在感のあるデザインが好評だ。アイコンが最初に発売されたのは16年のことだが、モーリス・ラクロアの人気モデルカリプソの復刻モデルとしてアイコンは登場した。カリプソは1990年の発売だったのでアイコンの歴史を辿ると30年前からその布石があったと言える。



ブラックダイアルはブラックマザー・オブ・パールのエレガントな艶が美しい。8ポイントダイヤモンドと細身の針がより女性らしい雰囲気を演出する。
 元々アイコンのレディースモデルはクォーツムーブメント搭載機に限られていたが、女性からの機械式モデルの要望が高まっていることにより、待望の機械式レディースウォッチの誕生となった。機械式時計を検討している女性にとって、ストラップやブレスレットの選択肢が多いということはうれしいことに間違いない。女性はファッションの一部として時計を捉えることが多く、ストラップなのかブレスレットなのか、ということは男性が時計を選ぶ以上に重要視されるポイントだ。

 アイコンオートマティックはスポーティーなケースデザインとエレガントなダイアルのコントラストにより、シーンを選ばず使うことができる。搭載されるムーブメントは自動巻きのCal.ML115。時分針と同軸上に秒針があるセンターセコンド仕様、3時位置にはデイト表示を備え、パワーリザーブは約38時間となっている。さまざまな要素を考慮しても、この価格帯はいい意味で驚きだ。