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グランド・コンプリケーション 3モデルを発表

やはりというか、やっとというか、世界のウォッチ・インダストリーをある意味で牽引するパテック フィリップが2022年新作を発表した。

3~4月頃の一部報道では、『パテック フィリップは2022年の新作を発表をしない』などと報じられたこともあったが、先日の新工場(PP6)の落成記念の限定モデルに続き、今回はレギュラーモデル(限定ではない)から、3モデルの新作を発表した。スーパーコピーkopi1003種ともに同社の最上位カテゴリーであるグランド・コンプリケーションからのセレクトで、既発表作品のバリエーション・モデルである。



160周年 モントリオール リミテッドエディション
Ref:CBK221C.FC6488
ケース径:39mm
ケース素材:ポリッシュ仕上げのステンレススティール
防水性:100m(10気圧)
ストラップ:ブルー アリゲーター、ポリッシュ加工を施したステンレススティール製フォールディングクラスプ(ダブルセーフティプッシュボタン付き)
ムーブメント:自動巻、Cal.ホイヤー02(自社製)、クロノグラフ、約80時間パワーリザーブ、33石、毎時28,800振動
仕様:時・分表示、クロノグラフ秒針、分と時間のクロノグラフ、永久秒針、160周年エディションブルーのホワイトオパーリンダイヤル、60秒/分目盛り付きホワイトフランジ3つのカウンター、ブラックのHEUERロゴプリント、ダイヤルにCARRERA SWISSプリント、スティール製サファイアクリスタル ケースバック(リミテッドエディション ナンバリング刻印)
限定:世界限定1860本、スペシャルボックスセット

そこでは差し色的にデザインされ、秒針などにも採用されていたシンガポールのイメージカラーの赤や、ミニッツレール上の★のアイコンを、王道のデザインで解釈し直した作品となっている。

しかし、さらに元をたどれば、このモデルは、すでにディスコンとなっている5104P(ミニッツ・リピーターと永久カレンダーを組み合わせスケルトナイズしたモデル)の系譜にあり、フェイスをできる限り隠さずにおくためにデザインされた針の形状など、5104が短命で終わったような、好き嫌いに差が出るデザインかもしれない。



残念ながら、グラン・フー エナメルの黒文字盤モデルは今年ディスコンとなってしまったが、その後を引き継ぐ形で、このグラン・フー エナメルによるブルー文字盤のモデルが登場した。
青のグランフー・エナメルにおけるパテック フィリップの完成度・安定度については、もうあえて触れる必要もないだろう。
そしてもちろん、素晴らしいのはクロノグラフ機構の中でもその頂点にあるスプリット・セコンドの手巻きキャリバー CHR 29-535 PSだ。タグホイヤー 時計 人気ケース裏のクリスタル越しに覗くことのできるパーツたちの、その複雑な湾曲と組み合わせを見ていると、間違いなく、時を忘れる…。


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